第1回 【IP=アセットの管理と、スタイルガイドの意義について】を終了して

知的財産=資産(アセット)として本講座を通して管理の仕方や素材の準備の方法をお伝えしました。

およそ90分弱の時間の中でのエクソサイズや共有を経てそれぞれのIPについて何が必要か、気づくきっかけとなればと思います。ライセンサーとライセンシーは立場は違えどもそのIPの認知度が上がり、ライセンス商品が売れることを目標としています。長生きをするIPの秘訣はブランディングに基づく定期的なクリエイティブの管理、運営、開発が必要です。

近年の商品カテゴリーの多様化を受け、スタイルガイドアセットのフォーマットも変化しています。 一番適したアセットを見極め、早めに企画をしていくことが今後益々求められていくように思います。

スタイルガイドとして纏めることで初めてIP全体のアセットの著作権、意匠、商標が明確になり、知的財産が守られることになります。もし、ライセンシーからスタイルガイドを求められることが多い場合は、恐らくその守られるべき知的財産の所在やルールが明確になっていないからかもしれません。

IPを持っているライセンサー側からしたら『当たり前』に見えることでも外から見たら明確で無い場合があるかもしれません。この機会に今一度自社IPの知的財産=アセットの見直しをしてみませんか。

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