第2回 キャラクターとブランドのDNA

カテゴリー分けや商品化、今後の展開を踏まえたDNAの再認識とその変容についてお伝えしました。

ブランドアイデンティー【BI】ガイドとスタイルガイドは似ている部分もありますが同じものではありません。ブランドアイデンティティーはブランドをユーザーにどのように思って欲しいのかを明確にしたものです。そのメッセージをより分かりやすくしたものをブランドDNAと呼び、それを元にスタイルガイドを構築していきます。

ブランドDNAを考える上でその構築要素近年の商品カテゴリーの多様化を受け、スタイルガイドアセットのフォーマットも変化しています。一番適したアセットを見極め、早めに企画をしていくことが今後益々求められていくように思います。

スタイルガイドとして纏めることで初めてIP全体のアセットの著作権、意匠、商標が明確になり、知的財産が守られることになります。もし、ライセンシーからスタイルガイドを求められることが多い場合は、恐らくその守られるべき知的財産の所在やルールが明確になっていないからかもしれません。

IPを持っているライセンサー側からしたら『当たり前』に見えることでも外から見たら明確で無い場合があるかもしれません。この機会に今一度自社IPの知的財産=アセットの見直しをしてみませんか。

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